エネルギーの消費先 心を穏やかな状態に持っていくための"なだめすかし"に、日々、エネルギーを費やしすぎている実感は、なくもない。というか、そういう実践が可能となるための理解と精神を取り戻してくるのに時間がかかる。落ち着かせる行為そのものが大変…
リスト集め コレクター魂を燃やしている、というよりは、抜群におもしろい(に違いない)作品が死ぬほどたくさん弾倉にこめられていて、準備万端、「合図があればいつだって発射できます!」みたいな状態に、夢を見ているところがある。「夢中と笑顔と快楽が…
ぼくの埋め方、相手の埋め方 ひとさまがものごとを「評価」するときの、その瞳の裏側にひそませている、そのひと独自の記憶や技術の(影響の)強さを、ようやく認知できた気がする。誰もが、思った以上に、自分の経験で空白や余白を埋めながら、独自路線で(…
愛するややこしさ 誰でもわかるようなことばを使おう、恰好つけすぎるのはよくない、奇をてらいすぎるのはよくない、と、そういった助言にしたがって、ひとりよがりな文章からなるたけ距離を置こう、とは考えて、単語の選び方も工夫するようにはなった。 ひ…
暮らし どっかのタイミングで、(こういう気持ちが背景にあるときは)「人生」って書くより「生活」って書いたほうが妥当なのかもしれん、と思って、言葉選びの基準を変えたところがあったのだけど、「生活」って書くより「暮らし」って書いたほうがよいかも…
事実を足場に 事実ばっかり書くなんてつまらん(あなたの細やかな感覚や感情を丁寧に描き出してほしい)、といった文章観の話に感銘を受けた結果、客観的事実を足場にするタイプの文章作法をじゃっかん軽視し始め、具体的・客観的内容からレポートをまとめる…
途中から謎そのものじゃない 惹かれるものが目の前に置かれると、あっさりとそこに意識が引っ張られて、もともと考えていたはずのことが雲散霧消してしまう、みたいな現象があるなと思う。 こういった構造の話でいうと、これはなんだろう???といった"感じ…
基本あったほうがよいなら、あったほうがよい あったほうがよいはず、と素直に思えるようなものであっても、それが「ある」ことが要因となって発生するかもしれない副作用が(たとえば偏りや疲れや腐りが)、ときどき、悪いほうに働くことだってあって、そう…
療育 まんが『エスプレッソ・コーラ』をここ数日ずっと読んでいる。児童発達支援の現場を舞台にしたWEB連載の作品で、知ったきっかけは些細なものだったのに、膨大な連載を一気読みしかねないくらいハマっている。子育てと並走させて読んでいるのでより熱が…
根っこだけ読み飛ばす なんか薄っぺらいな、と感じ、あてにならなそう~、って判断してしまった文章があったとしても、その軽薄だと感じた理由が、一文読み飛ばしていただけ、というところにあったりすることは、たまにある。あとで気づけることがある。たぶ…
凝縮 サササササと書きつけたメモを、清書しようとしたときに、その背後に偏見がごろっと転がっていることに気づき、そのやばさを漂白するのに追われる羽目になったりする。押さえこむのに必死になる。結果、めちゃくちゃ長文になっていく。というような経験…
裾野が広いと見下す 身近で気安い。きびしい裁定者がいるわけでもなく、ぼんやりしたあいまいな説明でも、そうそうふるい落とされることはない。難しく考えなくても、技巧がなくても、手を出しやすい。結果的に、裾野が広がる。とはいえ、下層が大きく広がっ…
妄想じみた連想 なにかを見たとき、変な連想をしているひとがたくさんいるみたいで、その機微を教えてもらうのがたいへん楽しい。ぼくが素敵だと思う日記の(必要条件ではないが)十分条件かも。「これってこれみたい」的なこじつけや決めつけ。偏見でもかま…
文句を言いながらも追っかけている 作品に対して、そこはかとなく嫌いだ、鼻につく、生理的に受け付けない、みたいないらだちがどうしても湧いてくる、にもかかわらず、執着してしまう。意識を引き剥がせない。こういう、どうにも不快感を覚えながらいつの間…
ふつうを受け止め直す日記 ありきたりや常識を、ありきたりや常識だというだけで毛嫌いしていることも、正直少なくない。だからこそ、あえてしっかり日記に書いて、受け止め直すことで、新たな納得や定着を狙うことがあるな、とは思った。ごくごくふつうのこ…
たぶんよゆう かるいかるい。よゆうよゆう。これくらいのこと(自分なら)カンタンにやれるっしょ。といった見積もりが正しかったことはあまりない。だいたいは甘っちょろい。楽観と過信が過ぎる。自信過剰だ。いっつもそのあたりを見誤って、最後の最後で帳…
ぐるぐるハマる 着想し、検証し、連想する。また検証して、連想して、って続いていくことも多いけど、変なフィードバックにハマって、同じところをぐるぐるループし始めることも、まあ少なくない。同じようなことを気にし始めて、前に進まなくなる。ただただ…
MECE すべての要素を拾い上げたうえでモレもダブリもなく完璧に区画整理してみせた図表やリストを見せないといけないって思いすぎ。ここが足りてないぞとツッコまれるのを怖がりすぎ。結果として、たとえば、ひとつの要素にだけフォーカスして言及しておくこ…
あたまがいっぱい いまはなんにも思いつけない、頭の中が空っぽだ、ぜんぜん頭が働いてくれないぞ、って感じるときがあるけれど、よくよく眺めてみると、なにか気になっていることや、無意識に怖れていること、逆に、過度に楽しみにしていることが実はあって…
痛いところを 深夜にオンラインで友人と雑談する。ものすごくひさしぶりに話した。当時から続く親しさと優しさを背景に、安易にそれをダメと断ずる文脈でもなく、「こういうところが昔っからアナタあるよね」という(ぼく自身は自分の欠点っぽく捉えていると…
知識偏重 「賢者」と「識者」という知的な人間を評するふたつのことばを並べるかたちで思いついて、これ、どっちが「上」なんだろう?という、やや下世話な疑問を思いついたため、生成AIに投げてみた。結果、「賢者は頭が良い人、識者は知識が豊富な人、だか…
取り返しがつかなくなってから メールの場合、経験上、送信ボタンを押した直後に、「うわ、ミスった!」って気づきやすい。ブログの場合も、公開ボタンを押したあとのほうが、悪いところに気づきやすくなる気がしている。なんとなく感度が鋭くなる。構成や理…
ものさしを消す ふだんから自然に用いている「概念」や「ものさし」をひとつ消滅させてみたら、サイエンスフィクションがとりあえずひとつ書けるだろうとは思う。そういった認知を書き換えるタイプの世界や社会のシミュレーションがそもそも好みだ。 新しい …
前も先もない 進歩とか成長とかじゃなくて、ただ"違う"だけ、というふうに事態が捉え直されることは多い。というか、そういうふうに捉えたほうがより正確なことが多いと学ぶ機会が多かった。実際、ほんとうに、なにもかもが良くなった「前」や「先」と言える…
楽しくやる 今日はあんまり時間がないから、手抜きの日記になっちゃっても別によい。いまの自分にとって大切なことばをふたことみこと残せたなら、もうそれでかまわん。って、肩ひじ張らずに思えるような日記じゃないと、どうせ続きゃしないなあ、と自戒する…
思い込み ふだん頭の中に響かせている見解って、だいたいは思い込みだ。かたよっていて、一面的で、甘っちょろい根拠しかない。狭い範囲の経験をなんとなく思い返しながら、ぼんやり印象を見つめ直しているだけの、なにか。 文章にしてみようと思い立ったと…
見誤り ふだんから自然体で思っていた気持ちの見積もりが大きく異なっていたことに気づかされたときのショックって大きい。こんなに好きだったんだ、こんなふうに嫌いだったんだ、っていうふうに認知をぐるりと転回させられるシーンがたまにおとずれる。細部…
嘘はない 東浩紀氏・ひろゆき氏の雑談配信がとてもよかった。昨今のふたりの空気を見ている限り、たぶん相性のよい話し合いが期待できるだろうと感じていたけど、想像以上によかった。ちょくちょく声を出して笑った。どっちも相手の言った言葉をそのまま素直…
文章年代 いま書いたばかりの文章、昨夜寝る前に書いた文章、一週間前の文章、一ヶ月前の文章、一年前の文章、それぞれ並べてみたら、手ざわりが明らかに異なる。距離感も信頼性も違いを感じる。別物と思わせるなにかがどうしたって見出される。 こういうと…
思考や文章では、鈍らせる クリシェ(使い古された常套句)が、思考や文章において、推奨されにくいものになっていく過程は、なんとなくわかる。たしかに、ただ聞こえがよく、それっぽいだけの、目の粗いなにかが生み出される結果になっちゃうんだろうなとは…