世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年03月08日(金)雪のなか腰に配慮した金曜日

雪の日

起きて窓の外を見たら雪が舞っていた。雨も混じっていた。こうなると少し面倒だ。ベビーカーで保育園に連れて行くのがためらわれる。抱っこひもを使った。抱っこひもはいまいち身体に合っていない。使うたびに腰にダメージを喰らっている。今回も同様だった。

「ほけんの窓口」を訪れて、契約中の保険の見直しを図った。契約内容が現状に即さない設計になっているためだ。変更せねばとはずっと考えていた。検討はしながらもずっと後回しになっていた。インターネット申込み不可と思っており、代理店を使ったことがなくて気後れし、結果、スタートが遅れた次第である。よくなかった。しかも、インターネット申込みがいつからか可能になっていたらしかった。失敗した。相談はおもしろかった。人生設計とまではいかずとも、国から得られる保障などを軸にしながら、そこにある必要額との落差を埋めるべく、欲するところを定める、という挙動のシミュレーションを見せてもらうのは、なかなかおもしろかった。

行動中に本も買った。ここ数日で何冊か本を買っている。幸運にも書店の前を通過するタイミングが多かったと言えるかな。紙媒体の書籍を買うムーブにはほんとうに謎の充足感がある(本好きは皆そう言いそうだが)。買い物自体がそういう性質を備えている認識はそもそもあるのだけど、ぼくの趣味嗜好の問題により、紙媒体の書籍を買うときには、ことのほか強くそれを実感させられている。ごりごりの手応えを感じる。持ち歩いて読んでいた『訂正する力』(東浩紀/朝日新書)と、直近で読み始めた『メイキング・オブ・勉強の哲学』(千葉雅也/文春e-book)が、異様におもしろかったため、読書欲のさらなるうねりに引きずりこまれたせいともいえると思う。

腰の痛みに怖れをなし、保育園のお迎えに行ったあとは、ふたりで歩きながら帰った。長い時間がかかったがおもしろかった。お子さまは昨日に続いて平和にしていた。こういうときに「お利口」という言葉が思い浮かんだりもするが、親の都合、ぼくの都合、ひとの都合、というものに対し、「都合がよい」ことを、「お利口」とはなるたけ言いたくない。ありがとうとは思いたい。お礼は伝えたい。配慮してくれたり場の雰囲気を察してくれたりすることを「お利口」というのも避けたいかな。

最近買った本

『キリンに雷が落ちてどうする』品田遊/朝日新聞出版

キリンに雷が落ちてどうする 少し考える日々 (コルク) bookmeter.com

『世界は経営でできている』岩尾俊兵/講談社現代新書

世界は経営でできている (講談社現代新書) bookmeter.com

『本音』小倉智昭・古市憲寿/新潮新書

本音 (新潮新書 1029) bookmeter.com