一区切り
なんとなく一区切りついた気持ちで働いた日だったが、たぶん気のせいだ。希望的観測に寄りかかりすぎている。そのせいで誤読しているんじゃないかな。丁寧に見つめたら、実際問題、ぜんぜん落ち着いていない。まだまだやることが詰まっている。というか、むしろ行き詰まっている。単に、ほんの少し先の未来を見ないようにし、手近なところだけを見て、身軽だ軽快だと喜んでいるだけだろう。わざわざ視野を狭めて無駄に安心している。こんなふうに、きょう一日での無邪気な振る舞いを一蹴できるのも(いちおう)日記のよいところである。
親類の不幸
昨夜、親類の不幸があった。直接の血のつながりはない。対処すべく、勤務予定を見直した。運よくスケジュールに隙間の目立つタイミングだったため、思いのほか都合よく調整できたんじゃないかと思う。いくつかは相談することもできた。よかった。細かいところでは不安も残るものの、なんとかはなりそうである。もろもろの過程でお子さまが泣き叫ばないかだけを心配している。が、どうにもならない、やれることをやるしかないだろう。諦めも混ぜつつ覚悟は決めた。半ば無理にでも状況を整理して心を落ち着かせた。