感想禁止
日記書きの古賀及子氏の話を読む。指針・手法として話されている「感想禁止」ルールはインパクトがあった。感想や内省を削って、知覚した事実を書く。出来事を書く。「描写」に体重を乗せる。書く技法として語られがちな「描写/説明」という対比も連想した。
説明と感想って同じことなのか?と、まずは考えていった。同じ現象の別側面がそれぞれ別の名前で呼ばれていることはよくある。実際、似ている要素もあるとは思った。が、違うところも目立つ気はした。同じとは言いがたいくらいには別軸だ。「描写」の対義語に「感想(内面)」「説明(圧縮)」のふたつがあると考えたほうが妥当そうだなと思いつく。
「描写」は「内面じゃない」し「圧縮しない」なんだなと思ったしだいだ。ふたつの特徴があって、それぞれに、対義がある。
特徴ごとの対義語
あるものには、いくつかの特徴があって、そのうち、どの特徴にフォーカスするかで、対比・対立・対義させるものが変わってくる。こういう配置のものってけっこうたくさんあるんだろうなと思った。反対の意味を考えるとき、一対一で考える癖がついてるので、そこは気をつけたい。「描写」の対立軸に「説明」ばっかりくるのも違和感があったのだけど、その謎の一端も解けた。