世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年03月24日(日)移動手段を確保したらしい日曜日

自転車を買いに出かけた

なにかしら交通手段がないと流石に厳しくなっていきそうだと判断し、近場のショッピングモールへ自転車を買いに出かけた。期間限定のポイント増倍サービスにも(だいぶ)釣られた。選定は済んでいたので買い物はあっさり終わった。自転車には乗らなくなってひさしい。ひさしぶりに乗ってみたら違和感が強くて少々あせった。慣れない街だったため道にも迷った。珍しいくらい迷ったと思う。スマートフォンのマップに頼りすぎるのもよくない。徒歩のときと違い、スピードが速いため、曲がり角を間違えていても、気づくのがかなり遅れる。気づいたら正反対に向かって進んでいる場面すらあった。あちらのほう、といった目途すら立たない場合だと余計に怖い。

行動途中、業務的な指摘メールが届いているのに気づいて、早く対応せねば~と精神的にやや不安定にもなったのだけど、道に迷い始めたせいで、それも多少は吹き飛んだ。意識する余裕がなくなった。とはいえ、帰り道の風景を楽しんでいこうとか考えていた精神的な予定はつぶれてしまったかな。書店に立ち寄る時間もあって、『考えるとはどういうことか』(梶谷真司)をぱらぱらと読んだ。数日前の夜に読んでいた『そっとページをめくる』(野矢茂樹)に書かれていた同書の書評に惹かれたためだ。著者が実践している「哲学対話」の進めかた、注意点、解説が書かれている。専門家でないひとたちを集めて忌憚のない話し合いをどういうふうに引き出すことができるか、にフォーカスされている。そして、話し合いが「哲学」に突入した瞬間にそれに気づける感覚の話が楽しそうだった。時間もなくレジも混んでいたので買うのを諦めたが、近いうちに読んでみたい。