世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年04月07日(日)どこも軽んじられない

なんだかんだしっかり考える人がどこにでもいる

丁寧さ、誠実さ、賢明さ、といったものを持つひとが、どこにあらわれるかなんて決まっていない。確定的な予測はできない。極めて薄っぺらくて軽率な話題・論点のまわりにも、そういったひとたちはいるはずだろう。学ぶに値する知見はどこにでもありうる。安直に舐めてよいエリアなんてきっとないんだろうと考えていた。薄めに薄めた実証性のあやしい雑学的な解説書、表面的なところでとどまったビジネス書や自己啓発書、定型パターンばっかり使っているタイプのライトノベル、といった軽薄な作品とか、あとはまあ、流行りに便乗しただけの誰でも手を出せるような深みのない模造品やモノマネ、みたいなものも多数見られる世の中なわけだけど、とはいえそんな中にも、輝かしいものががっつりひそんでいたりはする。アンダーグラウンドにもヒーローはいるし、ミーハー空間にもヒーローはいる。