消費記録
日々さまざまなものと出会っているなとは思う。けれど、その多くをすぐに忘れ去っている。書店で平積みされていて手に取った本、インターネットで見つけた動画や音声の配信、レコメンドされたブログ記事、読み放題で1巻だけ読んだ異世界転生コミカライズ、期間限定に惹かれた謎ジュースなどだ。一瞬の関心を引いてはくれているものの、記憶にも記録にも残せていない。ひとつひとつ丁寧に書き残していたら見返す楽しさはきっとあっただろう。が、煩雑さに負けてそこまでできていない。面倒になって半端になっていることばかりだ。
とはいえ、書店で"まえがき"を読んだりして異様に惹かれたものを記録しておくくらいの機会はあってよいなと思った。だいぶ楽しそうだとあらためて考えた。おととい書店を巡ったときの胸躍る記憶はまだ色濃く残っている。読んでみたいと思える書籍との出会いもたくさんあった。ピックアップしておきたい。