世界は称賛に値する

日記を書きます

記録ルールの5/1月

ドラフトキング/クロマツテツロウ(グランドジャンプ)

その年のドラフトで選ばれた選手の中のNo.1、その選手をドラフトキングと呼ぶ。スカウトの腕の見せ所、それは下位指名選手。イチロー4位指名、岩隈5位指名、掛布6位指名…。数々の隠れた才能を見いだし、1位指名選手を超えるスター選手、ドラフトキングを生み出す!選手達の人生に寄り添い、原石を見つけ出すプロ野球スカウト譚!

漫画の『ドラフトキング』1巻~3巻がKindle unlimitedで読み放題の対象になっていたので読んだ。想像以上におもしろかったので記録しておく。かなりよかった。というか、最近ドラマ化も行なわれた作品で、そもそもだいぶ人気作だったみたいだ。ちょっとだけ見かけたことがあるかなくらいの認識だった。もっと早く読めばよかった。

プロ野球チームのスカウトマンが隠れた才能を見出すことにフォーカスした物語。活躍中の天才と、今後花開くかもしれない才能を、しっかり対比して魅せてくるし、それぞれにとっての大切にすべきものについても真正面から描いている。未知のもの(これから才能が拓けてくる"かもしれない"もの)に対して、人間が、いかにアプローチできるか、どこまでアプローチできるか、ということに対する認識の丁寧さを感じる。

できることできないことの境目と、その限界まで踏みこもうとする勇気と矜恃の話は好きだ。現時点で14巻まで出てるんだよな~。これは続きを読むか~と思ったけど、この、3巻くらいまでのおもしろさの背後にあるベクトルとクオリティ、今後もちゃんと続けていってくれているんだろうか、とは思う。スタート時点の切れ味がよすぎて、これを続けていくのはかなり厳しいんじゃないだろうか、とは思ってしまった。

ドラフトキング

bookmeter.com

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リスト化

嫌がらせ的な行為を喰らう機会があるのであれば、いちおう、ちゃんと、そういったことのたびに記録しておくほうがよいよ、といった"良さ"の話を聞いた。かつて実践していたひとによる、「証拠的にも、気分的にも、やっていたほうがよかったよ」という助言だった。ときどき見かける助言ではあるけれど、実際にやっていたひとの話を聞くことはあまりなかったので、そうなのか~なるほど~、とは思わされた。有用な話だった。

いっとき頭を悩ませていた職場における不快の話は、最近、やや鳴りを潜めており、なんだかしらんがけっこう平穏な空気がただよってしまっているので、今回聞いた「恨みつらみを記録したリスト」的な話は、いまは、いまいち使いこなせそうにないのだけど、とはいえ参考にしておこうとは思えた。この平穏も一時的なものなんじゃないかな~とは疑っている。ときどき鳴りを潜めるということそのものが、そもそもなんやねんという気持ちもあるし、これまでも何度か"消えてはまた浮上して"の繰り返しを見てきているので、このまま完全フェードアウトってこともないだろう、と思ってもいる。