世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年12月13日(水)本屋に行った

本屋に寄った

空き時間の合間をぬって本屋に立ち寄った。あいかわらず快い空間だった。習慣づいたものだとは思うが精神がほんとうに静かになるイメージだ。なにかを買おうと思ってまず"前書き"をたくさん読んだ。こういう「なにを買うか迷うあまり、片っ端から気になる本の"前書き"を読んでみる」ときの蓄積が、知性によい影響をあたえてくれているんじゃないか、とは考えたりしている。積ん読も"ぱらぱら目を通した"が積み重なっていってくれるところがよさだろうと思ったりする。

本屋は減数は無念だ。愛用していた本屋もだいぶ閉店してしまった。近隣を訪れるたびに消滅した空間に目を向けては哀しんでいる。「哀しむくらいなら普段からちゃんと使っていればよかったのだ」と言われたらもちろんぐうの音も出ない。空間を占有しないところに押し負けて電子書籍に頼る割合が増やしてしまったのは間違いないし。街中の書店に対する貢献は明らかに減った。閉店を後押ししたひとりだろうと言われたら否定できない。今後どれくらい貢献できるかも未知数である。書棚の空きなんてほぼ皆無だ。

ちなみに、アカウントの安定性もふくめ不安にはなってきたのでAmazon・Kindleに関する依存度は下げようと考えている。トラブルで消えたときのダメージが(現状でもすでに)デカすぎる。国内サービスのHontoに期待していたところ、最近ちょうど、通販を廃止する等で微妙な空気を出されてしまったため、少し困っている。次善策だとBookLive!、BOOK☆WALKERあたりが候補になるのかな。ebookjapan、DMM、紀伊國屋、楽天あたりはよくわからない。

さんざん迷って『天才による凡人のための短歌教室』(木下達也)を買った。荷物が重すぎてハードカバーは抱える気になれなかった。また行こう。

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