世界は称賛に値する

日記を書きます

一文一文の9月4日月曜日

端的な文章

一文一文を短くすると安定感が増す。揺るがない感じになる。ただこれってたぶん「感覚的な安定性」であって、「論理的な安定性」ではないんだと思う。言うなれば、短期記憶における、納まりのよさ、処理のしやすさ、掴みやすさ、負荷の軽さによるものであって、論理的に筋が通っていることによる堅牢さとは別物だろう。

ただ、扱いやすいということはつまり混乱しづらいということだから、結果として、論理面での破綻や飛躍の確率は下がるんじゃないかと想像する。論理的整合の失敗率が下がるので、結果として、論理的安定度は高まりそうである。

調理器具や材料が"身の丈にあっている"(あつかいやすい)ことのよさは、料理のよさ(美味しさ)とはイコールでは当然ないけれど、でも、結果として「美味しい料理が出来る確率」は高めてくれそう、っていうのが喩えになるかなあ。