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日記を書きます

7/27(木) 管理の性質を意識する

業務報告(昨日の続き)

昨日判明した進捗状況の問題が尾を引いてはいた。なんとか確認と対応を進めた。繊細で温厚な対処を願ったがそれは叶わなかった。厳格な沙汰が下された。杓子定規とも言える。こういった一方通行で形式通りのスタンスがどれくらいの効果・不信をもたらすかは不明だ。もちろん毅然とした態度が要される場なのは間違いない。ので、優しければよいという話ではないのはわかる。難しい問題だとは当然思う。が。

「厳格な判断」であるから「適正」「妥当」である、と単純に解釈するのは、まあ違うんだろう。アプローチやプロセス、判断した後の影響にだって目を向けたほうがよい。適正だったか妥当だったかを判定するための材料に含めたほうがよい。今回についても、裁定の内容はともかく、そこに至るまでのアプローチや今後想定される事態への気配りが最高級によいものであったかと問われると、答えには窮する。しっかりした情報収集と細やかな理解と配慮があったかと聞かれたら答えに困る。緻密な議論のもと下されたものであるかのように見せてはいるものの、結局のところは、思考停止の薫るな安直な裁定だったんじゃないか?とか、とはいえそれも見透かされているじゃないの?とか、思わないでもないし。

なんてことを考えながら話を前に進めた日であった。ほかに2件の進捗確認も進めた。案件を準備し、実行を開始したあと、トラブルが起きないように、進捗を確認し、状況を報告し、対処をうながす、のが昨今の動きだ。これが管理業務という振る舞いなのかなとは考えた。以前に、日本語では「管理」とひとことで言ってしまうけど、英単語だと「Management」「Control」「adminisration」の三つがあって、そのあたりの認識は細かく持っておいたほうがよい、という指南を読んだ。それを思い出した。ここでいま「管理業務」だと簡単に言ってしまったけど、しっかり考えようとするなら、もっとよい認識のしかたがあるんだろう。

マネジメントと管理はどこが違うか : タイム・コンサルタントの日誌から