世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年05月28日(火)夢をいだき直す割合

夢物語

子どものころはわかっていないことばかりだった。いまから振り返ると特にそう思う。だから、その頃にいだいていた、思い、勢い、夢や希望といったものを、いまあらためて、どのくらいの真剣さで受け止めればよいのかは、わからない。というか、迷う。夢想的で無謀な判断もたしかに多かった。なんでもかんでも、いまでも同じように「理想像」としてこの胸のなかにある、というわけにもいかなそうではある。

けれど、少なくともぼくの場合、そのあたりは、かなり真剣に受け止めておくべきなんじゃないかな、って最近、反省した。ないがしろにしていたら、変に波及して、いろいろなところが脆くなってしまった。弱ってきてしまった。向き不向きもあるのだろうが、ぼくの場合は、けっこう、そこが「根っこ」だったんだと思う。大切な水脈があったんだと思う。質的にはたいしたものでなくても(現実的な妥当性が低い妄想が混在するものだったとしても)、放置していたら、結局は、腐る。朽ち始めるきっかけになってしまう。基本的には大切にしておいたほうが調子がよい、と、いろいろな波を経験した結果、学んだ。

最近もちょっと軽視してしまっていたんだろう。夢想家だとかロマンチストだとかドリーマーだとか、言われることがあったとしても、それがどうした、って言えるくらいのほうがよいのだと思う。いや実際はたぶん断言できないが、しかし、そういった要素がないと耐えられないんだよね~、って思うくらいのことは、許したい。