ReHacQ
社会・ビジネス系統のYouTubeチャンネル「ReHacQ」をときどき観る。開設者の高橋弘樹氏の発揮する「質問するときの掘り下げかた」が楽しい。というか、ためになった。狙っているのかどうかはわからないが、ふわっとした答えをとにかく許さないようなタイプの質問の"クセ"があって、こんなふうに「自分が想像できる形状の答えがもらえるまで質問する」ことも可能なんだな～、と学ぶところがあった。質問が鋭い、というよりは、言葉の背後にある具体的な事象に手が届くまでは腕を伸ばし続けるとでもいうような、諦めの悪さがあった。おかげで理解しやすくなっていて、とてもよかった。最初は「ただ質問を繰り返して意味なく深掘りしてるだけじゃね？」みたいなことを思ったりして、面倒な対話だと見なしたりもしていたのに、「言葉で表面をなぞっただけの答えじゃ納得しないタイプなのか」と途中で気づいてからは、逆に、ものすごく参考になり始めた。ぼくの場合、曖昧な言葉と、その雰囲気だけで、変に納得した気になる癖があったため、納得せずに、ここまで具体化させてよいんだ、と学んだ。
