PDCA
前は「PDCAサイクル」を回すという行動様式に苦手意識を持っていたのだけど、「仮説思考」という概念を加えると考えやすいよ、という指南を見かけてから、見通しが少しだけよくなった。むしろ「仮説」が起点にないと意味ないよという助言を見聞きした。結果、扱いかたがマシになった。証拠がなくても、というか、証拠がないときにこそ、まず「仮説」を立ててみて、「PDCAサイクル」を回しながら、正解を模索していく――正解に漸近しうる暫定的な答えを出し続ける、というやりかたが、妥当なんだ、と認識できるようになった。
ワンピース
ワンピースの、張り巡らされた伏線、隠された設定、ひそんでいる意味、といったところを浮き彫りにしていく解説トーク、どれもこれもおもしろい。深読みすればなんだって言える的なところも当然あるんだろうけれど（作者がほんとうにそこまで考えてつくっているのかは別にしても）、あれだけの深読みを誘発する構造・描写を実現できているだけで、じゅうぶん、傑作の範疇なんだろう。
