世界は称賛に値する

日記を書きます

時を待ちたがる12月14日水曜日

物語の続き

連載再開を腹の底から喜んでいるけれど、もう『HUNTER×HUNTER』は復活しないのではないかと思う瞬間もあった。流石にここまであいだが空いた作品が復活してくれるんだろうかと考えていた。物語の続きが常に読めるとは限らない。消えるときはあっさり消える。不人気でも人気でも消えるときは消える。逆に、消えたと思ったのに復活してくれることもある。さまざまなパターンがあって、「物語の続き」に対する気持ちは、非常に複雑だ。いろいろな想いが交錯する。突然やってくる意外な続編やセカンドシーズンに驚かされることもあったりするし。

続きいろいろ

最近だと『ドッジ弾子』の連載開始に驚いた(ドッジ弾平はわりと世代だ)。コロコロ系で続編が出てくれるなら『サイポリス』を是非ともお願いしたい気持ちである。『リトルコップ』でもよい。そのほか最近の「続き」関連の動きだと、『チェンソーマン』の、第一部終わり⇒第二部開始、の流れも新鮮だったかな。放置されていた中、突然、完結巻を刊行してくれたタイプの驚きもあって、『新本格魔法少女りすか』や『サーラの冒険』、『封仙娘娘追宝録』あたりが思いつく。『シャーマンキング』が愛蔵版での増量ページでしっかり完結してくれたのも衝撃だった。『悪魔のミカタ』とか『ヴぁんぷ!』とか『東京魔人學園』とか『街』とか『クロス探偵物語』とか、いまだに続きが諦められない作品も多数ある。

あれの続きは

あれの続きはどうなったんだーと、時々、騒ぎたくはなる。騒いでも詮無きことだろうと思いつつそれでも我慢できずに騒いでしまいたくなる。脳の片隅で、普段は我慢してじっと待ってくれている蠢きが、たまに我慢の限界を迎え、暴れ始める瞬間があるのだ。しばらく放っておけば落ち着くので、暴れるままにしておいている。インターネットで交流できるようになって以降、あれはどうなったんだーと騒いでいる同士がいることには気づきやすくなって、なんとなく嬉しい気持ちは増した。同じ「待ち人」がいるのは、ほんのり嬉しい。