世界は称賛に値する

日記を書きます

続きの話は楽しそうにしてしまう

▼▼『HUNTER×HUNTER』連載再開の報があったようで、いつものごとく喜んでいる。狂喜気味である。『HUNTER×HUNTER』が終わるまでは死にたくない、死にきれない、というような思いはある。というふうに、物語なり芸術なりの続きがあるのが明白であり、絶対に読みたいから、死ねないぞ、まだ終わりたくないぞ、と思うことは、増えたかと思う。こどもの頃はあんまり思っていなかった気がする。死にたくないことの理由として「続きが気になるから……」なんていう理由を挙げてよいんだー、って初めて知った時は──誰かが言っているのを観測した時には、けっこう驚いた記憶があったりもする。死にたくなさや未練をそんなところに見ていいんだ、って思った。▼▼続きが気になる、続刊や新作が出たら買う、待ち遠しい、待ちわびている、とか思っているものは、たいてい、いくつか抱えている。抱えているのはよいことだ、って思いながら生きている。楽しい、幸せ、という意識の源泉になっているところもある。っていうの、所詮は些細な話だし、逆に大仰な話だな、とも思うけれど、なんとなく楽しそうに幸せそうに笑ってしまう空気の話ではあるな、って思った。続き待ちの話は楽しそうにしてしまうな。

HUNTER×HUNTER 36 (ジャンプコミックス)

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