世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年10月26日(土)東武動物公園と散策

東武動物公園

東武動物公園に行ってきた。動物園エリアと遊園地エリアが組み合わさったレジャーランドだ。お子さまにとっては初めておとずれる場所だった。とはいえ、記憶の限りでいうなら、ぼくにとっても初めての場所のはずだった。サファリパーク的な空間だと勘違いすらしていた。

お子さまの事態の把握力や状況の理解力が伸びつつある昨今ではある。新しい場所に行くたびに、「ここがなんなのか」「ここにはどういった楽しさがあるのか」への解像が際立ってきている気がする。振る舞いや表情や発語から、なんとなく、それらしい気配が読み取れる。手ごたえがあって楽しい。楽しんでくれているようで嬉しい。のりもの全般も好きなら、特筆してバスも好きそうなので、園内のものもふくめたバスに6回も乗る機会があったのは、得がたい経験だった。よかった。

散策と本屋

お子さまが寝落ちしたため周辺を散策した。本屋にも寄って、『傲慢と善良』(辻村深月)、『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』(梶谷真司)を買った。

後者は、以前に、著者の関連記事を読んで以降、気になっていた本だった。「哲学対話」という概念には、良し悪しも好き嫌いもあるという認識はあって、おそらく、高尚さや崇高さを醸し出そうとしすぎ、うさんくさい気がする、誇大広告的な勘違いを誘いがちなのでは、みたいな問題が、垣間見えているせいなんだとも思うのだけど、ヘンな"運用のされかた"はとりあえず脇に置いておいて、シンプルに「行為」「集まり」として見るなら、素敵なものなんじゃないの、と思うようにはなってきている。活かしかた次第なのは間違いないにしても、実際に活かされているなら、だいぶ素敵なものとして顕現してくれているケースがあるんじゃないかな~、って想像している。楽しそうだし、世界のけっこうよいエリアを切り取ってくれている印象だ。

合わせて、ひらがな系の電車の絵本も買った。のりもの、すうじ、とけい、アルファベット、と興味がひろがってきているようなので、ひらがな方向の枝葉も見せてみようという試みだった。

bookmeter.com

bookmeter.com