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日記を書きます

2024年06月19日(水)まず、仕事とはなんなのか

仕事

「仕事」について迷ったり悩んだりするシーンも少なくなくなった。職場や上司が嫌だとかそういうことではなくて、「仕事ってなんなんだろうな~」っていう疑問に向き合いたくなる(気になる)場面が増えた。以前はそこまででもなかった気がするのだが、ぼくの場合、記憶を美化したがる習性もけっこうあるので、あんまり信用はできない。なんにせよ、しっかり基本に立ち戻ってみたほうがよさそう、という気分にはなったのだった。「仕事とはなにか」という問いの前で立ち止まる気になった。

うーん、そもそもここがめちゃくちゃ難しいところだ、とはなった。すぐ行き詰まった。流石に多岐に渡るというか、いろいろな表情がありすぎるというか、関連しているのか独立しているのかもわからない素材がごちゃごちゃぶちこまれてすぎていて、ぐるりと見渡すことさえできなかった。逆に、あつかいづらすぎるからこそ、乱暴な手つきであつかってしまってるっぽいなあ、と思えるところもあった。粗雑にあつかってみせることで、まるで自分の制御下にあるかのような空気を醸し出し、捏造し、無駄に安心しようとしている。こいつぼくの下僕なんすよー、みたいな偉そうな振る舞いを、あえて見せつけることによって、自分自身さえ誤魔化している。

順番

「仕事」というものの中にさまざまな要素が含まれているのはわかる。むろん、どれも、嘘でも偽でも誤りでもない。だからこそ、重要なのは「順番」になるのかな、とは考えた。生活のためとか人生のためとかコミュニケーションのためとか、達成感や充実感のため、能力のため、訓練のため、経験のため、とか、あるいは、利潤追求のため、発展のため、社会貢献や世界平和のため、目標達成のため、とか、いろいろ言えると思うのだけど、どれも決して、唯一無二の、誰にでも適用できる、「正解」ではない。ひとによってその姿は異なる。ただ、異なるといっても、突き詰めれば、"順番が違う"くらいなんだとは思う。だから、「順番」を捉えようとするのが、少なくとも、最初に手をつけるべきところなんじゃなかろうか、って判断した。さしあたって、ぼくにとっての、一番目・二番目に重要なもの、および、一番重要じゃないもの、あたりの把握から始めたい。