世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年11月6日(月)実況動画を待ち構える

生の感想

読書でも映画でもゲームでも、「感想」を聞くのが好きだ。物語だろうと創作物だろうと、出会って感じたところを聞けるのは嬉しい。リアルタイムの、つまり"生"の感想ならばなおさらだ。といった理屈で、いわゆる実況的な「感想」も聞きたいと思っていたりもする。ひとによってもちろん即断的な言語化の得手不得手はあるんだと思う。だから万人に勧められるわけではない。が、それでも、ほどほどに推奨しておきたいくらいの気持ちはある。動画配信が主流になった昨今「ゲーム実況」という概念が出来てきたことについても嬉しく思っている。権利などビジネス面での問題はむろんあるにせよ、物事を見せるための新たな切り口としては好きだ。

稲葉百万鉄氏のガンパレ

稲葉百万鉄氏は昔から好きなゲーム実況者だ。理知的な面と情緒的な面の割合が好きだし、ゲーム選びのセンスも好きである。直近だと『ガンパレード・マーチ』の実況プレイを始めた。タイトルを見たとき、目を剥くくらい歓んだ。名作かつ怪作あつかいされているPlayStation版のゲームだが、実況映えさせることが難しそうなこともあって、プレイされている姿を見たことがなかったからだ。と同時に、極めて愛好しているゲームだからだ。このシステム、このシナリオに、新たに接するひとを見て、どういう「感想」が出てくるものなのか、楽しみになった。数日おきの更新を待ち遠しく思っている。日々の楽しみだ。

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ジスロマック氏のガンパレ

ややレトロな名作を遊んでは爆発的な長文感想を披露してくれるジスロマック氏のガンパレ感想も、少し前に読ませていただいた。めちゃくちゃ楽しかった。このときの余韻が残っているおかげで今回のプレイ動画を余計に楽しめてしまっているところもあると思う。タイミング的に稲葉氏がこのゲームをやり始めたのはこの記事のおかげなんじゃないか説も、なくはない気がするけど、流石に邪推かな。いずれにしてもなんだか嬉しいタイミングだった。

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芝村裕吏氏の小説

『ガンパレード・マーチ』制作者の芝村裕吏氏のことは、以後ずっと変わらず好きで、特に、著書であり小説がどれもこれも好きと言ってよい。『プリント・ブレイン』とか『クラスに銃は似合わない』の続刊もなんとかしてほしいが、売れ行き等により難しいのかな。打ち切りだけはかなしい。おもしろかった場合は特に。

プリント・ブレイン

クラスに銃は似合わない。【電子特典付き】 (MF文庫J)