世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年10月7日(土)初の運動会と、砂の舞う校庭

運動会

お子様にとって人生初の運動会の日だった。三連休の初日となる土曜日。お子様はたぶんまだ事態を把握していない状態である。楽しかったのかも不明だ。とはいえ物珍しい光景ではあっただろう。ぼく主観でも新しかった。なんにせよ最近は成長感がすごい。成長ってだいぶおもしろい要素だ。変わりゆく流れを見通せるのは非常におもしろい。成長と変化はなにが違うんだという疑問も時には思い浮かぶが生物の成熟過程でなら流石にそれほど違和感なく使えるかな。そして、自分自身の成熟過程では捉えられなかった凄みを感じる。正直甘く見ていた。反省した。しかし午前中に特別なイベントがあると充実感が増幅されてすばらしいな。一時間から二時間くらいの非日常がすっと挟まってきてくれるだけで一日の彩りが変わる。このあたりの手法はもっと取り入れたい。非日常を用意し続けるのが難しそうではあるが。

試したことはないけれど、非日常ばかり見るようにしていたら非日常にも慣れてしまうんだろうか。慣れるならそれは非日常じゃないやんとも思うのだけど。非日常感と日常化(慣れ)が追いかけっこしたらどちらが勝つんだろうというか。用意し続けられるほどの非日常がこの世界にあるのかなとも思ったが、それくらいの雄大さはありそうか。追えば追うほど感覚が麻痺していって、極端化、肥大化、するような未来も想像はできる。遥か遠くや死の淵ギリギリでしか非日常が味わえなくなるなら、非日常が日常化してしまうと同列だと見なすこともできそうではある。ともかく運動会のある土曜日はだいぶ素敵だった。場所は小学校の校庭だった。校庭の風景は好きだ。ときどき強風が吹いていたけどそれも校庭っぽいシチュエーションで楽しかった。砂が舞うのをひさしぶりに見た。帰り際に狭間の公園を見つけられたのもよかった。近場にちょうどよい遊び場を見つけられていなかった。疲れたらしいお子様は気づいたら寝ていた。