世界は称賛に値する

日記を書きます

よい感じに駆け抜けた4/11火

運よくよい出来

昨日書いた日記。明くる日に読み返して、思ったよりよい出来栄えじゃんと思った。わりと珍しいケースである。よいものが書けたな~と感じるのは書き上げた直後が多いからだ。なんというか"良さ"にはすぐに気づけることが多い。あるいは逆に、翌朝読み返したときに、うーん、昨日は気づけなかったけど、なんとなく説明が欠けているし、リズムもよくない、と感じることも多い。"悪さ"に気づくのには時間がかかる印象だ。

時間を置いたあとで"良さ"に気づくパターンって少ない。混乱したまま駆け抜けて、落ち着いたときに、おお、なにやらしっかりと踏み固められていたな、と思えることって少ない感じである。たぶん、単なる幸運だからだろう。運よく落し穴を踏まずに駆け抜けられたというだけで――たまたま無駄なく言葉を置けたというだけで、狙ってできるものではない、という稀有さなのだと思う。

転換の距離感とかも、あまり意識してやったわけではなかったけれど、改めて測ってみたら、ちょうどよかった。そういうこともあるのだなと思った。こういう「勢いだけで書いたものが運よく初手で満足できる出来になっていた」状態、ひさしぶりに体験した。だいたいは、微調整を繰り返して達する境地という印象だ。というか達せないことも多い。