▼▼一昨日に引き続き、ボードゲームで遊んでみたい、という話が出たので、相変わらず迷った末に、今回は「カタン」を選択してみた。印象としては、かの「カルカソンヌ」に匹敵する、定番具合、鉄板具合、だったのだけど、思いのほか不穏な匂いが出た。若干ダレた。初期配置が悪かったこと、や、ダイス目が偏ったせい、というのもあったかと思うけど、サイコロを振る、という行為が、やっぱり、お気に入り具合に対して成否、を分け始めるところあるな、と思った。好き嫌いがある、と再認識したのだった。サイコロを使うようなランダム性を、楽しめるか楽しめないか──悔しがれるか悔しがれないか──納得できるかできないか、という違いが、おのおのプレイヤーによって、結構出る。
▼▼いやでもまあ、この「カタン」は、サイコロの目だけで勝敗が決まってしまうようなことのないよう、強く意識されている作品だろ、と思っていたりもするので、このあたりの要素を判りやすく説明しきれなかったインストの問題だったかとも思う。ランダム性を戦略内に織り込めるようなゲーム性があることを説明しきれなかった。
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▼▼マス目上になった盤の上に、八個の得点コマが置かれていて、得点コマの周辺を柵で囲うか、囲った(囲われる前でもよい)領域内に数字が書かれたチップを裏向きに置くかして、最終的に、領域ごとに裏返しに置かれたチップの数字を合計して、多いプレイヤーが得点コマを獲得する、ランダム性は皆無だ。囲碁に似ている。複数人で遊べる囲碁や将棋のようなものだろう。非常に楽しんで貰えたようだった。
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