世界は称賛に値する

日記を書きます

媒体移植により複数回食べる

▼▼コミカライズ、ノベライズ、シネマタイズ、テレビドラマ化、アニメ化、と、一つの物語が別媒体に移植される情景を比較的多く見るようになったと思えていて、同じ物語を増殖/再生産させようとするのってどうなのだろう、とか思うところも少しあったのだけど、すごく好きな物語も経年により記憶が薄れてしまう、ということが、あんまり好きではなかったりもするので、複数回(異なった調理法により飽きないようにしてくれるところもあったりしつつ)味わわせてくれること、および、複数回、経験が繰り返されることによって、記憶が強化されること、については、ありがたさも思ってよいよなー、って思ったりもした。
▼▼設定や台詞やシーンが、小噺や小ネタ、ギャグやパロディに使われがちで、今でも時々見かけている→見かけるごとに記憶が逐次更新されるため、なんとなく、忘れないでいられている──、といった構造も、だからだいぶ好きなのだな、とも思った。