世界は称賛に値する

日記を書きます

2025年11月16日(日)別の選択肢は質の低いものでイメージしている

初手でイメージできない

文語体が好き、というか、堅苦しい言い回しのほうをやっぱりなんとなく選びがちだ。まあ趣味には合っているんだと思う。基本、気持ちはよい。けど、もっと読みやすくしたいなあとか考えることも少なくない。そのために、対比する形で、もっとおしゃべりしているかのような文章だって書けばいいんでしょう、って思ったりもする。

こういうふうに考えているときの、「おしゃべりしているかのような」文章って、単なる、冗句、余談、キャラクターと雰囲気を際立たせるためのおふざけ、みたいな言葉ばかりが想定されていて、あんまりよくないぞ、と、ここにも今回反省をいだいた。別に、シュッとしていて無駄のない、でもやわらかくて、なめらかな、やさしい口調のおしゃべり文章だって、あるはずじゃん、とは思える。想像できないわけではない。

うーん、思考の初手で、「よい状態」「質の高いもの」をイメージできないせいで、関連する概念を、全般的に、妙に下に見てしまっている、といった事態、ちょくちょくある気はする。ぼくにとっての「よいおしゃべり文章」だってまだまだ突き詰められるはずなので、不意に、無意識に、舐めてしまっているのは、極力、諫めていきたい。