三連休明け
三連休が明けて動く。視界や心情に妙な新鮮みを感じる。世界がリニューアルオープンしたかのような感じ。たぶん先週末から意識が少し途切れている。ときどき味わえる感覚かなと思う。たぶん記憶にスカスカな部分が増えている。ほどよく記憶がこぼれ落ちて、繋がりが薄まった。
文化や意識が異なるフィールドに接触したときに起こりがち、とは思っているのだけど、実際は不明だ。思い通りにいかないことも多い。ただ、文化の違いの大きさよりは、熱意や意気に関する差異が大きく影響してくる印象ではある。別のフィールドに足を踏み入れたとき、そこに対する思い入れが強すぎると、かんたんには戻ってこられなくなる。結果、そこに、記憶のかけらもこぼしてきてしまう。そんなイメージ。そうやって、なんとなく、意識の色が変わる。種類が変わる。結合がほどける。
昔は、なんか、こういう意識の断絶が好きだった。ふと我に返り、冷や水をぶっかけられたかのような冷静さを取り戻せるところもあって、そこが嬉しかったのだけど、さいきんは、嬉しさが減った気もする。不安や心配の混じる量が増えたせいかなあ。昔は「途切れ」たところで困る場面は少なかった。でも、いまは、ときどき、困る。そのせいな気はする。