世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年02月03日(土)とどまる着想の日

思考のブレーキ

思索しているときに、(主に自分による)変なツッコミがぶつかってきて、ブレーキをかけられる、というイメージを持ってみて、思ったのだけど、検証という行為は基本的にブレーキをかけるものではあるんだろう。不備や破綻をチェックするために、いったん停止させて、前に進まないようにさせる必要が、たぶんときどきはある。そこで、正反対の意見・立場の異なる意見などをぶつけながら、隙や穴がないか確認していく。常にではないだろうが極めて大切な振る舞いなんだと思う。せっかく前向きな話をしているのにブレーキがかかるような"つまんない"ツッコミを入れるのはやめてくださいよ~、といった情景で理想形や方向性を考えてしまったのだけど、ブレーキが端的に悪であるかのようにとらえるモデルもまた、あんまりよいものではないんだろう、と反省した。ブレーキ・静止も、活かせるときは活かせる。そして、それらがよい働きをしてくれる場面だって決して少なくはない。あと、"つまんない"が問題なのではという可能性もけっこうありそうかな。よいツッコミとつまんないツッコミに区分して、有益有害に篩い分けするやりかたもあるんだと思う。ただ、"つまんない"の線引きも難しいんだよな~。なんだかんだ恣意的にもなるし。