世界は称賛に値する

日記を書きます

20230829 午後の話

日報

午前中。出勤後すぐに打ち合わせをした。顔合わせしたあとに今後の相談を進める。引っ越しの過去事例の話を聞いた。過去の情報がしっかり残っていないところがあって不満だ。ぼくの趣味で言えば、残していないことの意味がわからない。残したいし、残すのってめちゃ楽しいよね~、くらいの気持ちがあるためだ。意図的だったんじゃないのかな~とすら思う。不都合な情報が多かった可能性はまあありそう。そして、そこにぽっかりと穴が開いているのにちゃんと仕事ができていましたよ~って顔をされているのも納得いってない。

どれくらいのおこないが「仕事ができる」に含まれるかは、あいかわらず謎だ。「ミスしないならよし」「一人で進められるならよし」「あるいは協力を要請できるならよし」みたいな粗い判定もよく見かける。逆に、「振る舞いやミスがどうであるにせよ、利益が出せるならよいぜ」という判断も見かけたりする。こちらは要するに、ひとりきりで稼げるなら認めるよ、ってことだろう。わからないではない基準ではある。が、みんながみんな、その基準で判定されているわけでもないようだ。全員がそれで判定されている組織が素晴らしい組織になるのかというと、そういうわけでもないんだろうし。口が上手い、解釈が上手い、などでどれくらい誤魔化せるのかも微妙な点である。

午後。面談予定を調整した。隙間を通すような予定組みになっていたため手間がかかりそうと不安だったが問題なく決まった。胸をなでおろした。月末までにはなんとかしたかった。そのあとは、書類を整理した。内容の整理整頓。Wordの「アウトライン機能」を活かした。Wordのアウトラインがやっとつかめてきた。アウトライナーというツールの話題の中で、Wordのアウトライン機能が実は非常によいものだ(が、ぜんぜん知られていないんだよね)という話を聞くことがあって、手を出してみたのだが、確かによかった。文章のアウトラインを見つめて理解することのよさが最近わかってきた。

午後中

「午前中」という言葉はあるのに「午後中」という言葉はないんだなと思って、検索した。午前の終わりははっきりしているが、午後の終わりはふわっとしているため、「午後中」という言い回しを使うタイミングがないせいだ、といった理由が見られた。時刻だけ単独で見れば、はっきりしているもふわっとしているも当然ないはずだけど、人類のメジャーな生活から見たら、たしかに、正午のほうが"わかりやすい"んだろう。見つけやすいというか気づきやすいというか、身近だ。「午後中」と言った場合の"終わりの時刻"となる深夜24時は、縁遠い。夜に人類みんなが寝ているせいで(あるいは仕事をしていないせいで)「午後中」って言葉が発生しない、という構造は、ちょっとおもしろかった。