世界は称賛に値する

日記を書きます

7/31(月) 欺瞞の削減を意識する

ちゃんと伝える

達成値未満の結果と、シビアな評価を伝え、さらに不利な今後の条件を伝えたうえで、モチベーションをあまり下げることなく今後も頑張っていただきたい、という(無謀な)声かけに挑む場面があった。否定・宥め・励まし・奮起・和みを同時に励起させようとするシーンがあった。こういった状況での言葉選びが異様にうまいひとを見たことはある。そういったひとのことばの選別を思い出しながら、どう話せばよいか、流れを整理していった。

おためごかし、お世辞、お愛想、社交辞令をできるだけ少なくして、それでいて"なにが言えるか"について、シミュレーションを繰り返した。口先だけだと思われたり、ウソくさいと思われたり、勝手なことばかり言いやがってと思われたりするのは、できるだけ避けたいと考えた結果だ。誠実にことばを選ぶくらいしかできることはないかなとも思った結果だ。単語や意味の調整はするにしてもせめて"心にもないこと"は言わないようにしようと思った。そうすればまあいけるかなと考えた。

そんなこんなで話をした。甘言が微塵も混じらなかったとは言えない。が、踏まえるべき状況と、いまそれを伝えるべき必要性と、こちらの目的と意図と、叱咤激励の気持ちを、ほんの少しは伝えられたんじゃないかなと思う。こちらの都合ばかり優先した判断では決してなく、否定的な判断も含んでしまうとはいえそちらの将来や可能性をしっかり踏まえた判断だ、ということを、多少は伝えられたんじゃないかなと思う。