世界は称賛に値する

日記を書きます

7/14(金) 手製の祭事を意識する

金曜日

夏祭りだった。という言いかたは大袈裟な気もするけれど、子どもたちに向けたちょっとした「夏祭り」が開催されていて、足を運ぶ機会があった。なかなか楽しめたんじゃなかろうか。迷路があって印象深かった。昔から妙に好きだ。浅草の花やしきにあった迷路でよく遊んでいたし、足立区のアメージングスクエアの迷路にも夢中だった。迷路型アトラクションで遊んだ過去の風景を思い出した。強いて言えば待機時間の陽射しが難儀だったかな。それでも最近の猛暑の中ではマシなほうだったかと思う。むしろこれくらいの暑さで済んでよかった。そこそこ際立った気温だったくらいのほうがより深く記憶に刻まれてくれる気もするし。ちょうどよい今日の特徴だった。

経験を重ねるにつれてさまざまな物事の背後にある"準備"が見えるようにはなってきた。どんな事柄にも誰かしらの配慮と手間がひそんでいる。誰かがしっかり準備してくれたからこそ「それがここにある」ことがわかるようになった。今はどれだけささやかなイベントであろうと軽んじられないし侮れないと感じる(感じられるだけの精密さでプロセスを見つめたい)。そのおかげというわけでもないけれど、丁寧に用意いただいた諸々の"場"を眺めて、なかなか心の動かされた日だった。帰り際には御神輿を写真に撮って帰った。汗だくにはなったけど、よい日だった。