世界は称賛に値する

日記を書きます

照射ブレインの5/17水

水曜日

朝から晴れていた。暑そうな空気が完全にただよっていた。しかも明日はさらに暑くなるようだ。完全な衣替えも検討する時期だろう。なんて思っていても、結局また急に冷え込んだりするんでしょ、と及び腰になるところはある。こういう後ろ向きさというか、臆病、慎重、後回し、先延ばし、といった要素が自分の人格にはけっこう目立つ。メリットデメリットある要素である。業務的な面ではデメリットとして現出することも多い。そこに関してはうまく調整したい。そういった文化、文脈の場に身を置かない、という手立てもひとつの案としては考えたりするのだけど、それが、現代社会、現代日本で、どれくらい可能なのかはわからない。ビビり要素がマイナスにならないようにしっかり整備している業務環境もありうる、と想像はしているけれど……。昨今よく耳にする「心理的安全性」という概念が、ここにまつわるやつなのかな、とも考えたりする。ビビりがマイナスにならないというよりは、そもそも、ビビる的な要因が結果に関与しない環境の構築。

心理的安全性

ちなみに、心理的安全性を「誰も厳しいことを言わない、やさしくて気楽な職場」と解釈するタイプの誤解は、しないようにしているつもりである(頻繁に見かけるツッコミだし、とはいえ、たしかに初見だとそう思ってしまいそうだと思うので、気をつけている)。「自分に正直に、異なる意見も言うことのできる、健全な対立が可能な職場」といった認識かな。「なにを言ってもばかにされない」とかもそうだろう。いずれにせよ最近はけっこうあこがれますね。

超相対性理論

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行きと帰りでPodcast『超相対性理論』を聞いていた。過去回の「美について」の話で、びっくりするくらい興味深かった。おもしろかったときって「おもしろい!」ってただ叫べばその衝撃の強烈さを伝えられた気がするけど(錯覚の可能性あり)、興味深かったときに「興味深い!」って叫んでも、なんかこう、うまくその強烈さを伝えられた気がしなかったりする。なので、なんといえばよいのかわからないけど、聞きながら、うおおおお、って言葉が頭に浮かんだりはした。興奮はした。

超相対性理論とブックカタリスト

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この『超相対性理論』と、あと最近は『ブックカタリスト』の、ふたつのPodcastが、ほんとうに素晴らしくおもしろい、という近況だ。幾度となく衝撃を受けていて、第一回からしっかり聴き直そう、と画策している。資本主義や民主主義、現代テクノロジーを軸に「いま」の状況を"問い直す"ところ(しかも、さまざまな科学的見地・歴史的見地・芸術的見地から語り直してくれるところ)は、やや共通していて、しかも、その積み重ねで想像もできていなかった境地まで案内してくれるところも似ている。