世界は称賛に値する

日記を書きます

1月25日リサーチング

知性派

学問と知性が好きそうなひとが好きだ。そして、学問や知性によって世界がよくなると思っていそうなひとも好きだ。最近拝聴しているCOTEN RADIOの深井龍之介氏にもそういった印象を感じていて、敬愛している人のひとりだと言える。言葉の端々から歴史や人文といったものに対する愛を感じる気がする。それらが拡がることによって変えられるものがあると信じているようにも思える。

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超相対性理論

深井龍之介氏がパーソナリティを務める配信はいくつかある。中でも『超相対性理論』が非常に趣味に合う。抜きんでて楽しいと感じている。明らかに上質なCOTEN RADIOよりも好きかもしれないと思う(テーマにもよる)。最近配信された『超相対性理論』の第91回~第93回は、残念ながら深井龍之介氏が体調不良のため不在の回なのだけど、にもかかわらずかなり面白かった。パーソナリティである荒木博行氏と渡邉康太郎氏、そしてゲストの篠田真貴子氏の素敵さを思い知らされた回であった。

仕事における感情

日本における「仕事」という空間では、なぜか、感情を出すことがよしとされていないような風潮がある気がするが、それってよいことなのだろうか、という問いを切り口にして、いろいろな話が出てきていた。かなり多種多様な話しっぷりで見事だった。

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内受容感覚

この配信内で「内受容感覚」のことが語られていた。 聞いたことのない言葉だったので調べた。感覚というものを「外受容感覚」「内受容感覚」「自己受容感覚」の三つに分類してみせる研究があって、その周辺で出てくる概念のようだ。外受容感覚はいわゆる五感。自己受容感覚は運動感覚と平衡感覚のこと。内受容感覚は、心臓の鼓動や空腹などの胃腸の感覚、喉の渇きや尿意、性欲などを指す。

内受容感覚と感情

研究によると、この内受容感覚をあまり感じないひとは、自分の感情の機微にも鈍感、という結果が出ているようである。まずここが面白いなと思った。空腹や尿意、心臓のドキドキをあまり意識しないひとは、自分の感情も意識しない、っていうのは、身体感覚と感情が接続される感じで面白い。そしてさらに、内受容感覚に敏感なひとは、他人の表情に対しても敏感で(表情模倣が起こりやすい)、つまり、他人の視線に敏感であったりもするらしい。ここもとても興味深かった。繋がりが不明瞭そうなところがとてもよい。

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