世界は称賛に値する

日記を書きます

根本の停滞を気にした4/28金

中小企業感

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規模や文化、ワンマン社長か否か、キャッシュリッチかどうか、そういった話とは全く関係がありません。
「で、それってすぐに儲かるの?」
というセリフが出る経営者のもとで育つカルチャーが、その本質です。


特に、上でいうところの「中小企業っぽい会社」は、人への投資をほとんどしません。
直接のリターンが見えないですし、いつ将来に不安を抱いた社員が辞めるかわからないからです。

前に"中小企業っぽさ"についての話を読んだのを、近況をあれこれ思い返していたらなんとなく思い出した。この記事の中でなされていた指摘が、どのくらい的を射たものなのかは、まあ不明だ。あくまでケースバイケースであって場合によっては見当違いなのかもしれないし、恣意的に自分の問題に話を引き寄せて、たしかにこういうのってあるあるだし、妥当な判断なんじゃないかな~、と思いたがっているだけかもしれない。ブックマークコメントの、そもそも上場していない会社はこういうものである(こういうものであってよい)という意見にも、たしかに、と思った。

いずれにしても、想像のおよぶ範疇ではある。状況と構造はイメージできる。会社を経営する人物の中には、すぐにリターンを求める思想の持ち主もいれば、すぐにリターンを求めるばかりではダメだと言いうる思想の持ち主だっているだろう。経営者のそういった性質の違いが、会社のカルチャーに影響をあたえることだって、ありうるに違いない。そうしてそれが、その場所で働くひとたちの精神に影響をあたえ、結果として、積み上げられる実績にも影響をあたえていく、という流れだって想像はできる。どれくらいの影響があるものか、もちろんケースバイケースなのだろうけど、言い換えれば、大きな影響をあたえる状態も想像できるという意味だ。

いまの職場はどうなんだろう、というほうに目線が向くところもあった。印象論にはなるけど、長期的な視点で切り取った議論はあまり見聞きしたことがないような気もする。むろんあくまで下っ端の立場からの印象であり、見知らぬところではそういったことも議論されているのかもしれないが(と言える状況であればよいなとは思うが)。働くひとたちに対する投資のスタンスもやや不透明かな~と思う。まあ、印象論レベルとはいえ、見聞きしたことがないなと思えていたり、不透明だなと感じられていること自体が、そもそもあまりよくない状況をあらわしているんじゃないの、っていうツッコミもありそうだけど。難しいところ。