世界は称賛に値する

日記を書きます

昨今の面白かったやつ2017年6月15日

▼▼洋画『イミテーションゲーム』が、非常に面白い作品だった。天才の話は好きだ。実話の匂いが濃いなら尚更、と思ったけど、フィクション性はあんまり関係ない気もするなあ。コンピュータの始祖的なところに位置づけられるチューリング氏の名前は知っていたのだけれど、こんなエピソードがあったのか、とは思った。悲劇に酔うという雰囲気ではなく、ただでも、哀しみつらみは覚えた。以前から気になっていた高評価映画だった。Netflixで観られたので、観た。▼▼PS4の『ペルソナ5』が評判通り異様に面白くて、ぐうの音も出てこない気持ちだ。すっごく楽しく遊んでいる、けど、これまた異様に安く話題のゲームが買えるPS4のセールが実施されていて、欲しかった『人喰いの大鷲トリコ』を買ってしまった(あと、滅茶苦茶安かった『fallout4』も買った)。トリコはもう、やっぱり噂通り素晴らしくて、大鷲トリコの可愛さに、だいぶめろめろである。あの風貌、あの挙動、あの空気、の、素晴らしさは、言葉に出来ないぞ……! というふうに思わされているところがある。こういうふうに動く生き物は素敵でしょう? と問われている感覚だ。こんなふうに「可愛く見えてくる」を操作されたのは初めてな気さえしている。▼▼Netflixで言えば、テレビドラマ版『アオイホノオ』を全話観て、庵野秀明ってスゴいなあ、という気持ちに改めてなった。『シン・ゴジラ』が素晴らしかったことが後押ししている。同じように、テレビドラマ版『のだめカンタービレ』も全話観て、ああこの作品、凄いな……! とも思わされた。のだめは漫画版もぜんぶ買おう。アニメ『ノーゲーム・ノーライフ』も、今は視聴中だ。物語内で独自ルールのゲームを提案してみせ、知性勝負を決めてみせる、ゲームの切った張ったを物語にしている作品、は、好きだし、そしてこの作品は、かなり面白い雰囲気が出ている。まだ二話目。まあ、もともと評判よいしなあ……。アニメで言うと『氷菓』も全話観た。氷菓が素敵、というか、米澤穂信がむっちゃ好きだ、ということを改めて認識させられた。ミステリ、として見た場合、最も好きな作家だ、と言える一人だと思う。森博嗣も好きなのだけど、森博嗣はもう、ミステリ作家、ミステリ小説、という区分ではない。違う枠組みを使って見つめている。森博嗣と言えば現在Kindleでは『夢の叶え方を知っていますか』を読んでいる。夢とは、叶えるとは、そして、実践していくにあたってどういったやりかたと考えかたがあるか、ということを本人の考えてきた切り口で、書いている、だけだが、うーん、成程、ほう、と、刺激を受けつつ読んでいる。刺激なんか受けている場合かー、みたいなことを思わされる内容でもあって、丁度よい。程よい。森博嗣の『Xシリーズ』も比較的最近通して読んだ。推理物なんだか探偵物なんだかよく判らないまま、とにかく楽しく読み進めて、六冊かけて、主人公が、なんとなく変わった、変質した、変貌した、といった姿、描写が、大変美しかった。


イミテーション・ゲーム / The Imitation Game UK予告編


ペルソナ5 PV#01


人喰いの大鷲トリコ PV


週刊少年 「島本和彦」 インタビュー


のだめカンタービレ名曲集―作業用BGM(114分)


【PV】TVアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」PV Vol.1


TVアニメ『氷菓』PV

夢の叶え方を知っていますか? (朝日新書)

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イナイ×イナイ PEEKABOO Xシリーズ (講談社文庫)

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