▼▼普段からなんとなく意識していたものではあったはずなのだけど──視界の中には以前からずっとあったはずなのだけど、うまく「一言で」言える言い回しが見つかっていなくて、でも、このたび、誰かが上手いこと名付けてくれたから、綺麗に、華麗に、背景から浮かび上がってきた──判るようになった──見通せるようになった──言い表せるようになった、というような状態に対して、新たな言葉、新たな概念、といった言いかたを向けるように(いつの間にか)なっていたのだけど、新しい言葉、のほうはともかく、新しい概念、っていうのは、こういうことでよいのかな、って、少し思った。
▼▼(サイエンスフィクションやファンタジーなんかで、世界や生物の枠組みや骨組みが変わることにより、現状の人類では使いこなせない概念が発生したり、既存の概念が変質したり、する、ことがあったりするけれど、こういった情景のほうが「新しい」ものなんじゃないかな、なんて思ったのだった)(とはいえ、結局、前述したやつと、サイエンスフィクションやファンタジー的なやつには、類似点や共通点もある気はする)。