▼▼政治的って言葉で「権力争い」や「勢力争い」しか頭に思い浮かべられてないな、と気づいた。権威に関する構造のみを「政治的」って言葉に見てるところがある。けど「政治」って集団を取りまとめて統治するような情景だって含むはずでは? と思った。
▼▼芸術の政治性、って書名をもし見たら、芸術文化圏の中で、対象物が、如何に権威を持ちうるか──持つための策謀は如何に執行しうるか、してきたか、って切り口で内容を想像しちゃうと思った。▼▼世は「勝てば官軍」なので如何に自分らが「勝者側に立てるか」性、だけを見て、政治性、と呼んじゃってるかと思った。
▼▼だからって芸術のまつりごと面って言われてもな……、想像しづらいぜ……、という想像の限界も、例示してみつつ考えてしまっているけど……。。
【世界大百科事典 第2版】
政治ということばは,さまざまな意味で用いられる。それは今日,国家における政策決定の過程や制度を指して用いられることが多いが,しかし,国家をこえた国際社会での権力闘争(国際政治)や国家内諸集団での意思決定(私的政治)をめぐっても,しばしば用いられてきている。このような広い用例の核にあるのは,集団や社会には一般に,その成員全体を拘束する統一的な決定をつくりだす機能が存在するという認識であり,その機能あるいはそれに付随するさまざまな現象を指して,政治あるいは政治的ということばが用いられてきたということができる。
【大辞林 第三版】
(1)統治者・為政者が民に施す施策。まつりごと。
(2)国家およびその権力作用にかかわる人間の諸活動。広義には,諸権力・諸集団の間に生じる利害の対立などを調整することにもいう。
▼▼調べたら、場合によって二つの使われかたがあるよ、って話ではありそうか……。