世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年10月10日(火)呼び名の作り方と、火曜日の業務

呼び名の作られかた

情報システム・業務システムの運用管理の仕事もやっている。「システム」や「ヘルプデスク」という呼びかたを見かけるが線引きは謎だ。最初に耳にしたときには疑問符が飛び出た。言ってしまえばぜんぶ"システム"じゃんとは思うし、"ヘルプデスク"だけじゃなんの問い合わせ担当かわからんとも思う。まあでも「システムエンジニア」っていう呼びかた、つまり"切り出しかた"だってまかり通っているのだし、いまさら「システム」くらいで目くじら立てていてもしょうがないのかな。こういう「呼び名の作られかた」はむしろ普通だろう。対象・手法・等級、といったものがぜんぶ含まれる形で呼び名を作っていたら切りがない。多量の呼び名が出来てしまう。捨象は必須だろう。「システム」だけじゃたしかになんのこっちゃだが、まあ、文脈から"業務の内容の呼び名"であることがわかり、文脈から"うちの会社内で対象として挙げられるであろうもの"が想像できるなら、その言葉は利用可能である。それくらいでよいという判断は当然ある。

その利便性のために排除されてしまったものを観察や経験からつかみとらなくてはならない。それまでは困るよね、って思った話ではある。実際、最初はあせった。まあ、ある特定の組織の中に構築された文脈をいちいちつかまなくてはならない、ってことでは必ずしもなくて、「日本界隈では」「こういった業態の会社界隈では」「こういう趣味嗜好の界隈では」と、共通の文脈を持ってくれている範囲も、もちろんあるんだろう。同業種からならなんとなく想像できるとかあるんだと思う。毎回毎回、一からつかみ直さなければならないってことではない。けれど当然、その外側もあるわけで、外側から来ちゃうと、不便だ。外側からの来訪をどれくらい見込んでいるかで、備えが変わるんだろうなと思った。現職ではあまり備えている印象がないかな。外部目線が弱いのか、言語化が弱いのか、って認識だ(意識が内向きなのか、暗黙知に頼り過ぎなのか、って感じである)。

格納場所変更と集団面接

前半は、業務データの格納場所を変更して、対処した。権限付与が遅れていたりMicrosoft Officeの起動が謎に遅くなったりさんざんだった。担当者とのやりとりもふくめて、あわただしかったが、解決できること自体は楽しかった。後半は面接の準備・進行を主におこなった。初の集団面接。事前にまず一般論などを調べた。一般的なリスクくらいはせめて押さえておこうという意識だった。特に問題なく進められたとは思うが、検索でわかるような一般的な情報と、専門的な知見の調査と、シミュレーションから、いくつかの状況パターンを割り出し、選択肢を決めて、相談・決定しておくことはできたとは思う。次回があるならもう少し案出しを進めようとは考えた。