世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年06月22日(土)蔦屋書店と深夜の質問

蔦屋書店

きのうの散策の途中、蔦屋書店に立ち寄った。だいぶよい雰囲気で驚いた。漢字表記の「蔦屋書店」は、旧来の「TSUTAYA」とはコンセプトが異なる。お洒落一辺倒なのかな、と最初の頃は思っていたのだけど、そうでもないみたいだ、と感じるようにはなった。比較的楽しげな棚づくりをしているのだと知る機会はあった。とはいえ、いまだに敬遠しているところもなくはない。しかし、その遠巻き感を崩してくれるような、あらたまっての"よさ"が、昨日の書棚にはあった。楽しかった。

オンライン雑談

深夜にオンラインで友人と雑談した。ここのところの「よかった」作品の話をした。いつもの話題だ。友人らに対するインタビュー企画を検討しているくらい、まわりのひとたちに聞いておきたいことが、最近は、たくさんある。知らないまま終わるのもったいないと感じている。あるいは、「誰かの記憶に残る」「残す」「残せる」ことに、ぼくが勝手にひとりで大いなる意味を感じている。

まあでも、無礼だ、失礼だ、と言われたら否定はできない。「なんでオマエなんかに話さなければならないんだ」「興味本位で踏みこんできているだけのオマエのために、なんでわざわざこちらの人生を提供しなければならないんだ」と言われても、否定できない。そういったことはありません、と言い切れるわけでもない。そういう面もきっとある。言えるのは、聞きたい、興味がある、くらいのことになるだろう。頑張って、「親愛の気持ちがあって、知りたいと感じた」くらいが、言える範囲の限界だ。真摯も誠実も謳いにくい。それくらいを伝えて、あとはまあ、許容なり拒否なりしてもらうしかない。

価値観とか人生観とか、聞いてみたら、シンプルに、おもしろそうだよな~、とは思っている。あと、ぼくが、相手に対してずっと感じている齟齬、について聞いてみたい。なんでここが合わないんだろう、と思わされているような、生きかたや考えかたの違いについて、しっかりした質問を投げかけてみたい。きょう話した友人とも、たとえば、小説や漫画、学問領域の趣味が合うようで合わないことがあるため、突き詰めてみたくはある。ほんとうに「芯」のところまで、聞き続けたことってないし。