世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年12月21日(木)文章に厚みをつけたい

ChatGPT4を使えるようにした

文章生成AI「ChatGPT」の有料会員登録をおこなった。新規登録が再開されたので喜び勇んで登録した次第だ。用途は曖昧である。なにができるか、どういう活かしかたがあるか、現状と限界はどこか、を知ってみたくなったというのが主な理由だ。現状は情報がほとんどない。現時点で触れてみたところで、まだまだ黎明期であって、今後も進化し続けていくはずだから、まだあんまり意味ないよ、といった言説を見かけることもあったが、さすがにそろそろそうでもなさそうだと感じた。進化し続けていくのは間違いないんだろうが、静観していてよいタイミングでもなくなってきているんじゃないかと思う。このまま静観しているだけだと単に追いつけなくなる気がする。とりあえずしばらくは遊んでみたいかな。とにかくAIがすごいことになってきている、とは感じている昨今だ。試しにまず「文章生成」から試してみたが、十全に理解したいと思うなら、ほかの種類のものにも挑んでみる必要はあるんだろう。

日記のAI書き直し

日記のために書いた文章をChatGPTに打ちこんで、「読みやすくしてほしい」「要約してほしい」「別バージョンがほしい」「別の角度から書き直してみてほしい」と依頼した。いずれも、想像よりたのしい文章が出してきてくれて、驚いたし、なんとなく強めのダメージを負った。欠点を顕わにされて見せつけられた気分になった。このあたりはぼくの文章の特性だよね、とか思って煙に巻いていた油断を、鋭く突きつけられた気持ちになったというか。話がしっかり整理されてわかりやすくなっのを見てダメージを喰らったところもあったのだけど、「たしかにそういう言い回しがあったが、完全にぼくの中からは出てこなかったし、しかも、そのほうが平易で、かつ、わかりやすい……」と思わせられたことによるダメージが大きかったように思う。

日常的に依存している(しかも気づかずに頼り切っている)言語感覚があり、しかもその「癖」のせいで、わかりづらくなっちゃってる、ということを見事に突きつけられた形だった。特段、難しい言い回しじゃなく、むしろ平易な言い回しで、けれどあんまり自分からは出せていない単語たちの存在が、明確になってしまい、なんだか"喰らった"のだった。

別バージョンのブレンド

まあでも逆にいえば、ChatGPTに頼んで、都度都度、別バージョンを書いてもらうことによって、普段のぼくの頭脳からは出てこない単語を、いうなれば身体に馴染ませられていない概念を、出してもらい、ほどよくブレンドさせていく、といった活かしかたもまた、可能なんだろう。着想・発想・連想を手厚くできるんじゃないかと期待できる。なんとなく「自分の頭から出てくるもの」だけで構成したくなる謎の判断(変な傲慢)もなくはない。が、適切な考えかたではないと告げておきたい。ぼくの頭の中にあって、ぼくが思い出せて、ぼくが発想できる、といった線引きが、ナンボのものやねん、とも思う。むしろ自然にそう思いたい。