世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年12月5日(火)ターニングポイントになるとよい

ターニングポイント

岐路というか、転機というか、潮目の変わるターニングポイントになるかもしれない日だった。決定打と言えるところまではたぶん至らなかった。が、最低限の動きはあった。少なくとも一歩は踏み出せたんじゃないかと思う。相談から始めてそんな対話をおこなった。声をかけるのは極端に緊張した。職場の話だ。気落ちするような様相が続いていたため対処した次第である。

職場環境を大きく捉えすぎているところは正直ある。職場環境のせいで暗い気持ちになることがあったし、今回の職場環境を変えていく可能性にけっこうな歓びを覚えていたりもする。とはいえ、職場程度のことを大ごとだと捉えたくない気持ちもある。人生のメインステージがここにあるとは思いたくない。職場・業務・仕事といったものを人生のメインステージにはしたくない。同一線上で、給与が人生のメインステージだとも思いたくない。けれど、職場環境があたえてきている影響は実際おおきいなと思う。意識のどこかでメインステージだと思っているフシもある。

家庭でも趣味でも恋愛でも友人でも、矜恃や美意識や知性でも、みずから選んだのであれば別に仕事だってよいのだが、ひとつの要素に意識がとらわれるのは、避けたい。過ごす時間の多い環境、あるいは、一緒に過ごしがちな相手からは、どうしたって強い引力を受けてしまう。気づいたときには引き寄せられている。ひっついてしまっている。可能ならうまく距離を取れる軽やかな意識形態にはしておきたい。特定の情報処理をおこなっているときにそういった意識形態を呼び起こすことができているかな、とは思った。哲学あたりをなぞっていると類似の精神性が起動してくれる印象だ。語るひとの眼差しから影響を受けられるんだろう。