世界は称賛に値する

日記を書きます

字を塗りたがる12月17日土曜日

三体Ⅱ 上

ここ最近はずっと『三体Ⅱ 黒暗森林 上』を読んでいる、というか聴いている(Audible)。登場人物の中国人名に対して、文字だけで認識していると目が滑り始めるので、音のほうが記憶しやすくなって驚いた、と前に書いた。いまも継続してはいる。2巻目に入っても同様に記憶できている。ただ、表意文字的な認識のもとで記憶できる分、漢字は漢字で憶えやすそうなもんじゃないのか?とは思ったりした。音のフィーリングが記憶に寄与するよさが、今回、認識できたわけだけど、素直に考えたら、漢字のフィーリングもかなり記憶に効果的なものなんじゃないの?と思った。そもそものところ、漢字のフィーリングがかなり好きなので、音のフィーリングのほうが優位だよね、という落としどころで雑に思考を止めたくなかったのだとも思う。そんなわけない気はするし。突き詰めればひとそれぞれだろうし。そもそも読書体験の内容にもよるだろう。とりあえず『三体』(1巻)を読んだときはそんな感じだった。今後、異なるパターンに出くわすこともあるだろうし、同じパターンが続くかもしれない。