【1】辻調が教えるおいしさの公式 日本料理(辻調理師専門学校)
- 作者: 辻調理師専門学校
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2009/08/10
- メディア: 文庫
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本書ではとくに断りがない場合、砂糖は上白糖、小麦粉は薄力粉、卵L寸(一個六四〜六九グラム)、だし汁はかつお節と昆布のだし(一番だし)を使用してください。
▼▼理論派寄りだなあ、という自覚はある。説明に際しては、理論から──つまり構造や機構から、話して欲しいよう、と思いがちだからだ。逐一細部を説明して欲しい、ってわけではない。概観を掴んでから細部を掴め、という説明だって素直に許容できる。という説明もまた「構造や機構」だからである。理由を常に欲しがる、とか言ってもよい。若干面倒臭い奴だなあ、とは流石にもう思わなくなった。慣れただけかな。あるいは飽きただけである。料理に関して「理由」まで詳しく語った本が好きで、欲しかったので、見かけて買ってみた。料理の工程における理由って聞くと唸らされるものが沢山で好きだ。
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【2】知的ストレッチ入門(日垣隆)
知的ストレッチ入門―すいすい読める書けるアイデアが出る (新潮文庫)
- 作者: 日垣隆
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/03/29
- メディア: 文庫
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本書には、知的生産力を効率的に伸ばしてゆく方法が書かれています。
地道に努力すればいいというものではありません。身体のストレッチと同じように、知のストレッチにも効果的な方法や技術があります▼▼賢くなる、ってことがだいぶ好きである。恥ずかしげもなく断言できる。数多くの幸せに繋げうる道がありそうに思えるからだろう。対世界影響において、若干の迷いや要検証はあるにせよ、思考や知性を、評価してしまっているところがある、のであった。なのでまあ「賢さが欲しくて買った」とは言えるかな。賢さ概念は範囲が広く、意識どころや重視どころもいろいろであり、結果として、鍛錬法がおのおの結構違っている。趣味嗜好の似ている人の行動や意見が参考になるよ、ってことだ。というあたりを目指して買ってみた。好きじゃない言説も時折あるのだけど違和も支えて読みたかったりもしている。