世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年07月03日(水)いまやっていることの根底

重心をかけるべきところをとらえる

できるだけものごとを精緻に捉えたいと感じてはいる。詳しく知れば知るほど、身にしみるならしみるほど、動きがスムーズになり、エラーも減る印象だからだ。そういうときには、定義・本質・根本、あるいは、枠組み・存在理由から攻めてみよう、とか考えがちかな。最も大切なところをひとことであらわすならなんなんだろう、と、まず考えてみたくなる。これは、「●●って突き詰めると■■といったもののことだと思うんです」といった識者の語りによって、驚かされた経験が多いからだと思う。ときには、思ってもみなかった鋭い角度からの言葉が発せられることがあって、たしかに!と胸を(虚を)衝かれたような経験が、けっこうあった。それにあやかって、通り一遍の枠組みではなく、とはいえ変に難解すぎるわけでもなく、しかし、真に重心をかけるべきところを、具体的かつ丁寧に汲み取っているような、ことば、を探したがってしまっているのだろう。そんなものがいつも見つかると思ってしまうのは、あやうそうだが、まあ、初手としては、探してみるのもアリかな、って思っている。

人事とか労務とか

人事・労務、と呼ばれる概念について考えていた。仕事で接することが多く、しかも、さまざまな事柄の根っこに関わっていそうだったからだ。ただ、難しかった。配置がかなり面倒くさそうだった。突き詰めると「人事」と「労務」に分かれていることさえ混乱を誘ってくる。たとえば解説によっては、「人事」の下位に「労務」が置かれていることもあった。が、存在する意味合いがそもそも違うのだと、しっかり並置させている説明もまた、多数あった。ちゃんと整理されているように見えなかった。とはいえ、実務においては、こんなもんなのかな、という気持ちもなくはない。別に諦めってわけではなく、概念的な整理なんてされていなくても運用が可能であるなら、そりゃ、別に、整理せずに使っている概念だってあるでしょ、という事象理解だ。当然だよねとも思う。整理整頓が最優先されるいわれは特にない。だましだましといえば聞こえは悪いけど、根本まで片づけたりしなくても、やれる範囲でやれているなら、やるだけ、って状況はあって当然だ。それに、「根本まで片づく」なんて幻想じゃん、といった判断もまた、間違いではないようにも思える。