世界は称賛に値する

日記を書きます

2024年02月07日(水)なんだかなんとなくの日

なんとなくオチ

なんとなく嫌なんだ~、よくわからないけど好きじゃないんだ~、なんだか不誠実な気がするんだ~、だからそうしないぜ、逆向きに進むぜ、って言っているだけの(ときには口先だけの)オチに、話を向かわせてしまうことがある、と、たまに自覚する。

論理的な説明を放棄し、根拠を曖昧にしたまま、感覚・感情に逃げる(ここを「逃げる」と書くのも、それはそれで卑怯だと思うが)やりかた。いわゆる「お気持ち表明」の範疇だろう。さらにそういった台詞を「真実」「正義」「誠実」「真摯」あたりと結びつけることができれば、思いのほか素敵な精神であるかのように見せられたりもするし。

けど結局、一般常識や常識、頻出例を都合よく足場にして、波に乗るだけ乗って、"それっぽい"ことを言っているだけというか、雰囲気を醸し出しているだけなんだよな~~~、とも思う。気にはなる。実際はなにも言っていないとまでは言わないが、話が薄いのは間違いなく、しかも頭脳を止めているのは確かだと思う。だからって、ぜんぶを理解したうえで動けることばかりじゃないのもまた確かなんだけど。感覚、感情、なんとなく頼りで動くくらいのことしかできないことも、むろんある。

丁寧に突き詰めるなら、お気持ちで――気分や雰囲気で、動くことのほうが、そもそも自然で基本で妥当、みたいなところもあるのかもしれないけれど。論理、因果、理由、意味あたりって、人類が捏造してそうなところも、まあありそうなので。