世界は称賛に値する

日記を書きます

2023年11月9日(木)居酒屋に立ち寄る

木曜日の飲み会

業務のあとは飲み会に出向いた。だいぶ前の職場のひとたちと会った。同僚とか部下とかの単語はもうそぐわない。新型コロナ禍ぶりに会うことができた。会いたい会いたいとは思っていたが育児のタイミングもあったためさらに時間が空いてしまった。結論から言えば極めて愉しい場だった。ひさしぶり具合が愉しさを後押ししてくれたのは間違いない。しかしそれがなくても当然のように愉しい顔ぶれだったと思う。びっくりするくらい笑った。むしろ感激すらした。かつて非常にいろいろなことを話したなとも思い出した。人生論や美意識といった事柄も話した。時間もかけた。回数も多かった。そういったときの素敵な情景と、理解や共感の余韻が、いまも頭の中に残っている。こういう関係性は稀有だ。再会の場を設けられてよかった。

自己評価ギャップ

自己肯定感、自己効力感、自己評価といったものの在りかたが以前とはだいぶ変わっていた。話しているうちに気づかされた。けっこうショックだった。昔の自分が有していた"よかったところ"にフォーカスしてくれる話題があって、なんというかそれは、「なにが得意だったか」「なにが長所だったか」思い出させてもらえるような空間だった。柔らかく受け入れ直せる空気があった。別におだてられて過信したいわけではまったくない。が、だからといって自身の強みを見失いたいわけでもない。強みなんて環境によって出たり出なかったりするのだから、出にくい環境に足を踏み入れた結果、忘れ去られてしまうことだってもちろんある。そういった構造と、そこにある怖ろしさは、踏まえておいたほうがよさそうだと意識し直すことができた。いくらかは人様を幸せにできていたところもあったのだと(いうほど派手な話ではなく、あくまでささやかながらだけど、それでもそんな意味を見せられていたところが昔はあったのだと)、気づかされる瞬間があって、よかった。まるで見えなくなっていた。あるいは見なくなっていた。昨今の精神はやはりあまりよくなかったなと自戒した。

酔った

また飲もうという話が出てくれて嬉しかった。行きつけだった安めの居酒屋と同じ場所で飲めたのも情緒的でよかった。次回も企画したい。ひさしぶりに思い出させてもらった視角・視野・視界のことも忘れないようにしたい。帰りは酔いがひどくて素晴らしかった。荷物をなくさなくてよかった。