世界は称賛に値する

日記を書きます

鹿児島県の9月15日金曜日

鹿児島1日目

昨夜のうちにリストアップした荷物を揃えて家を出た。金曜日から月曜日にかけ鹿児島に向かう。親類に会うのが主な目的だった。旅行と呼ぶかは迷うところ。子どももそろそろ移動に耐えうるだろうという希望的観測のもと移動をおこなった。賭けではあった。うまいほうには転がった。総合的に見ても大過なくお送りできたと思う。機上でもスヤスヤ寝ていた。隣の席のひとが親切で助けられた。空港で人混みの風情を味わった。ひさしぶりに嗅ぐ空気だった。

上遠野浩平の新刊『ブギーポップは呪われる』を読んだ。最近の作品はよい意味で初期の作風がただよっている気はする。意識的なのかな。再登場させてくれてよい人物がたくさんいるのにそうしてくれないのはじれったいけれど。とはいえ初っ端からワクワクさせてくれてよかった。統和機構の在りかたがまたひとつ改めて語られた気がするが、既出だったかもしれない。待望の続刊という意味では同じく発売されたばかりの京極夏彦『鵼の碑』も読みたかった。が、前巻を読んでいないので諦めた。

到着後は自動車で移動をおこなった。酔った。酔い止め薬の存在は忘れがちである。旅行等の荷物の取りまとめリストは残しておくと便利そうなことを学んだ。今回のリストはアウトライナーを使ってみたし意識して残しておこう。鹿児島県の初日を終えた。お子様は環境の変化に適応してくれていた。新しいおもちゃも楽しんでいた。壁がない寝床は初めての経験だったため、想定以上にごろごろと転がりながら寝ていた。

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ブギーポップは呪われる (電撃文庫)

鵼の碑 【電子百鬼夜行】