世界は称賛に値する

日記を書きます

奇を衒いたがる12月26日月曜日

ドンブラザーズ

暴太郎戦隊ドンブラザーズが異様に面白い。来期の戦隊も発表される時期となり、終わりの匂いもただよいつつある。さびしい。奇妙な素材がこれでもかというくらいてんこ盛りにぶちこまれているところがたいへん好みだ。暗い要素の混ぜかたもよい。勢力の入り乱れ具合もすごい(今回の戦隊って敵が途中から味方になるところがよかったね~とか思っていた頃が懐かしい)(5勢力くらいが混じって戦ってるときもあれば、勝手気ままに味方になってくることもあるんですけど)。キャラクターは奇天烈だし演出も奇抜だ。「奇」という言葉が似合いすぎる。それでいて謎の安定感がある。イヌブラザーが生姜焼きを持って駆け回る回から、ドンキラーの発信ボタンが押される回までをまとめて見た。ここでちょっと影の薄かったサルブラザーの存在が伏線っぽくなってくるのすごくない?(単なる一発屋的な演出だった可能性あり) ホラーっぽい引きを見せるところと、次回予告が物悲しいところも好きだ。

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来期の『王様戦隊キングオージャー』も話題だ。キング要素を3つも重ねていて、なかなか攻めている。ただ、今期の戦隊ってとっても面白かったな~!ってなっていると、次の戦隊は見なくなる確率が高めだ。終演後の哀しみから立ち直るのに時間がかかるのだと思われる。