世界は称賛に値する

日記を書きます

火曜日の始まり

▼▼起床時刻は午前7時。勤務開始は午前9時。送別会混じりの飲み会がある。▼▼別離は悲しい。のかなー? ▼▼特筆したくなるような悲しみで、別れを語るのは、あんまり好きじゃないな、って思った。視線が自分ばかり向いている気がするからだ──相手を軽視している気がするからだ。▼▼けど胸中の自分の悲しみを軽視して門出を祝うばかりが別れでも正しいわけでもなかろ、とも思って、視線の固定はしちゃ駄目なのかなー、って考えていた。別れのいろいろな側面を見るとよい。悲しみも祝いも交えて見つめようだ。

昨日読ませていただきました! 嬉しかったと言えます。備忘録とおすすめ兼任です。

→ 「チッチッチッ。この瞬間に、初めてあなたの表情を見た相手の頭の中では、「表情がよくて好感が持てる人」であったり、「表情が暗く印象が薄い人」などという残念な印象になったりもします。出会いのたびに、「チッチッチッ」という秒針の音を、心の中で鳴らしておきたいものですね」

→ 「岩波新書もそうだが、こういう老舗が普通の名を付けた本は、まず外れがない」

→ 「極限状態における人間のドラマというのはもうなんというか、醜いんだけれど美しいというか、よく分からないけれど感動してしまう。自分がその状況に置かれたらどうなるだろうか?誇り高く生きていく人も居るし、醜く変わってしまう人も居る。自分なら? そういうことを真剣に考える。児玉だったらどう動くか?チカヤだったら?感染して死んでしまうその他大勢の内の一人だったら?僕はどうしていただろう。ほんと人間って強いし弱い。登場人物達の行動にいちいちぶちのめされて揺り動かされてもう僕はふらふらです」

→ 「「ゲイだろうが何だろうが関係ない、人間として」っていう言い方は、せっかく勇気を出してカミングアウトした問題に関して「関係ない」って言っちゃうってことだし、とか、部落に対する自分自身の差別意識を変えないまま目の前のそいつだけ特別扱いするだけのことにしかならん、とか、まあこういう話はわれわれの業界ではわりとよく語られる定番の話になってるんですけども」