世界は称賛に値する

日記を書きます

火曜日の始まり

▼▼時間がないんですー、って言っておけば許されるところがある。ある? あるんだろうなー。だって実際問題許すことあるものなー。切実に時間がなさそう、ってことを認識したので──認識させてもらえる言葉を耳にしたので、いやいや全然いいよー気にしないでねー、みたいな心理って確実にある。経験がある。けど、逆転してみせるなら、普段は許してないってことなのだよな。言葉が耳に届いてないだけで誰かを許していない。
▼▼いいのかなー、と思った。忙しいとか忙しくないとかを言葉にして見せられるだけで印象が変わるってことが「普通のことである」っていうような判断基準や認識や思想でいいのかなあ? 言葉にしないと伝わらない、とか、言葉にすることが大切、とかっていう話が、見せる問題意識がこのあたりのことなのだろう、けど……、とも考えていた。
▼▼言葉にしてもらわないとわからない、って問題から完璧には逃れられないにせよ、変質させて、確率論的認識でも何でもいいから巧いこと活用してみせて、できることはしておこう、ってことを考えていた。のだった。言われなくてもまあわかる──相手の心がわかっているかのように振る舞ってみせてしまう、こと、も、まあまあなしではないか、と思えると、正直助かる。可能だと嬉しい。思わせてもらえるとありがたい。あたり。

昨日読んで憶えておきたいと思ったものたちの記録です。おすすめもできればと思う。

→ 「だからみんな「差別がない状態」と「仲良くしてる状態」とを混同してるわけだ。だから、当事者と個人的に仲良くしてるよっていうアピールが出てくるわけですよ」

→ 「二者間での質問と回答のやりとりは、一種の取引と考えられるので、質問者が費やすコストに関して相場があり得ます。ところが、一時的に回答者の負荷が上がったり、そもそも回答を持っている人がいなかったりするため、質問者が市場の値段どおりのコストを費やしたからといって必ずしも回答が得られるとは限らないわけです。このとき、お金を払ったら必ず商品の引渡しがあると思っている人は、困惑するでしょう」

→ 「言葉のリズムが安定している人の話はとても聞きやすいものです。言葉のリズムとは、たとえば「こんにちは」という言葉のひと言ひと言が「こ、ん、に、ち、は」と一音一音がリズミカルに発音できていることです」

→ 「私が今まで見た中で一番好きなPostは、「Twitterの何が面白いの?」「面白いかどうかはさておき、きれいな満月は見逃さなくなった」ですね」

→ 「月を見て、ある人が美しいと感じるとき、その感覚が深く、鋭いほどに、それは共有されることが難しい。精神の奥底まで月の光が差し入るようなとき、その美しさを真実知っているのはその人だけだからだ。 ならば、月を見ているという事実だけを共有し、あとの感覚は空気中に放り出してしまう。運がよければ、目には見えないネット回線を通じて、なにごとかが共有されうる可能性はある。そういう期待、幻想のようなもの」