世界は称賛に値する

日記を書きます

アマゾンで買った

【1】ミラージュオーシャン・ログブック(河野裕)

ミラージュオーシャン・ログブック―Replay:ゲヘナ~アナスタシス (integral)

ミラージュオーシャン・ログブック―Replay:ゲヘナ~アナスタシス (integral)

 ファファール海を知ってるかい?
 そこには何もかもがある。見たこともないような生き物、不思議な現象、新しい仲間や敵、そして伝説と財宝。そういうものは何もかも、全部まとめて海にある。

▼▼著者の小説『サクラダリセット』がものすごく楽しかったので、関係しているものは読み切ってしまえとさえ思っている。ので買った。いわゆるリプレイで、買うのは、まあひさしぶりである。異様に楽しみになっているのはひさしぶりなせいだろう。

【2】たのしい写真(ホンマタカシ)

たのしい写真―よい子のための写真教室

たのしい写真―よい子のための写真教室

 Photograph/写真がすべて本当なわけじゃないということは、今ではみんなが知っています。例えば、画像なんてパソコンでいくらでも加工できることを知っています。にもかかわらず、本当のことだと信じさせてしまう力が写真にはある。そこが写真のスゴいところです。そして不思議なところであり、いかがわしいところでもあり、たのしいところです。
 写真は現実をとらえたものである。しかし、それは同時に、誰かに意図的に選び撮られたものであり、編集され、加工されたものかもしれない。現実であると同時にいくらでも加工可能であるという、この二重性が写真の特徴です。いや、もっとはっきりと言えば、「どうとでもなり得る」という多重性こそが、写真の本質なのです。ヴァルター・ベンヤミンの言う「本物にたどり着かない芸術」。

▼▼芸術というか文化というか創作というか表現というか、いずれにせよ、写真というのは謎だなあ、と少し思っていて、けど、好き!って思えるものに時折出逢うので、言語化してみたいという欲求がある。以前に偶然見かけて楽しそうって思って憶えていた。