世界は称賛に値する

日記を書きます

読書についての意見

 読書の有意義について語る人がいる。読書の無価値について語る人がいる。書物を信愛している人がいるし、書物を敵視している人もいる。どの人の言っていることが正しいのかなんてわからない。俺はなんでもわかっている、という顔で浅薄を誤魔化している人もいれば、俺には全然わからない、という境地に、熟慮の末たどりついた人だっているからだ。しかし、少なくともここまで生きてきた私にとって、読書はずっと『楽しいもの』であった。そのことを忘れてはならないな、と思う。そのことを忘れずに念頭に置き続けていれば、そういった意見に惑わされずに済むはずだ、と思うからだ。